学校では教えてくれない!大多数の受験生が陥るやみくも勉強を脱出し、現代文を攻略する評論の魚読み〈本編〉
前回のブログでお話した
評論の読み方の前提知識は
頭に入っていますか?
忘れてしまったという人は
もう一度前の記事に
目を通してみてください。
さて今回は
現代文を攻略するための
評論の読み方をお話します。
この読み方を知っていると
評論の構成を全体でとらえ
筆者の主張がわかる
ようになります。
この読み方を知らないと
内容が頭に入らず
時間切れが多発
してしまいます。
その読み方とは
魚読み
です。
名前は勝手につけました。
魚読みをすることで
評論を読む際に
意識するポイントが分かり
勉強がしやすくなります。
それでは具体的な方法を
説明していきます。
▼魚読み
魚読みは名前の通り
評論を一匹の魚に見立てて
読んでいく読み方です。
前回お話したように
評論の構成は
序論→本論→結論
となっています。
まずは画像をご覧ください。
これは魚です。(笑)
この絵に評論の構成を当てはめます。
序論を頭の赤い部分に
本論を骨の部分に
結論をしっぽの部分に当てはめます。
赤で示されている部分は
筆者の主張
だと考えてください。
ご覧のように
筆者の主張は
評論の中で貫かれています。
文中に出てくる具体例や説明などは
単なる飾りにすぎないのです。
この図の赤の部分を意識して読むことで
筆者の主張を読み取るとともに
評論の全体像を把握できます。
いかがでしたか?
この魚読みは一昼夜で
身につくものではありません。
魚読みを意識して
問題をこなすことで
慣れてきて魚読みができるようになります。
やみくもに勉強するより
格段に効果がある読み方なので
次に問題を解くときから
実践してみてください!
焦らずじっくり
勉強することが大切ですよ!
それでは失礼します。